人食いバクテリアの症状

syoujyou

死に至るおそれもある人食いバクテリア。その患者数が過去最多になった事で、注意が呼びかけられています。その人食いバクテリアとはどういったものなのか、症状についてご紹介しましょう。

実は、初期症状は風邪と勘違いしてしまうような、ごく平凡な症状なのです。発熱や倦怠感、筋肉の痛み・腫れ、喉の痛みなどがありますが、特に珍しい症状とは思いませんよね。ただし、このような症状が急激に変わってしまうのが人食いバクテリアの恐ろしいところです。風邪に似た症状だったのが、数時間から数日のうちにショック状態を引き起こしたり、多機能不全により命に関わる事もあります。

人食いバクテリアとは「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」と言い、A群溶血性レンサ球菌が傷口から筋肉や血液に侵入することが原因とされています。傷口が腫れ上がったり、激痛を伴ったり、皮膚に紫の水泡ができたりするようなら、一刻も早く病院に行きましょう。放っておくと手足の壊死に発展する場合もあります。

人食いバクテリアの致死率は30%と高く、進行が早いと言われており、妊娠中の女性の場合は発症からたった1日で死亡に至った例もあります。「ただの風邪だろう」と自己判断はせずに、早めの受診を心掛け、早期発見・早期治療が重要です。